賃貸のQ&A

賃貸のQ&A
《ここが知りたい、賃貸での基礎知識・・・》

★お部屋探しの情報収集★

 ホームページで物件の検索をし、不動産会社に問合せてみるなど、最新の情報収集をすることが大切です。

★住みたい場所を決める★

 まず、住みたい場所を決めましょう。

住みたい希望の場所が広範囲でよい場合には、当然その地域内の物件数は

多くなります。地図で周りの建物・施設・環境の確認をしてみるのも重要です。

 スーパーやコンビニなど生活に必要な施設が近隣にあるか? また周辺の交通機関までの距離は? 病院や官公庁など施設の確認をするのに、近隣を散策してみるのもいいでしょう。

 実際に物件を案内してもらう際に、不動産会社の担当者に尋ねみるのもいいですね。

★予算(家賃)を決める★

 収入にあった家賃設定をしましょう。

予算オーバーでもきれいな物件を見ると無理をしたくなりますが、そのあたりは

よく考えて・・・!!

引越の際必要になるのは、前家賃・敷金(3ケ月分)・仲介手数料などが必要となります。

あと、家財保険にも加入していただきます。

★部屋の希望を整理する★

 バルコニーの方向・外観・間取り・風呂とトイレが別になっているか・キッチン・洋室・和室・フローリング・設備器具など人それぞれにいろいろな好みがありますが、すべてを満たすものはなかなか無理があります。

希望を整理しながら優先順位をつけて、自分の中でゆずれる部分、ゆずれない部分をはっきりさせて、お部屋探しをしましょう。

★実際にお部屋を見に行ってみましょう★

 実際に見てみたい物件を決めたら、不動産会社へ連絡をして案内をしてもらいましょう。

荷物のない部屋は案外 広く見えるものです。

自分の生活をイメージしながら、ゆっくりと納得いくまで見学をしましょう。


★入居の申込みから契約まで。。。★

 1.入居の申込み

借りたい物件が決まったら、入居の申込みをします。

(不動産会社に申込用紙がありますので、それに記入します。)

その後、不動産会社が家主さんに確認をとってくれますから、OKがでれば

手付金(契約金)を預けます。

通常、このときに重要事項説明が行われます。法律上は契約締結までにしなくては

ならないことになっています。

  

2.重要事項説明とは・・・?

宅地建物取引業法で定められたもので、不動産業者に義務付けられています。

賃貸の場合、物件の概要(所在地、構造等)はもちろん、最近の建設省の指導では

当該物件の抵当権の有無、設備の状況、その他の重要な事は特約事項に記載して あります。

契約に関する重要事項(契約期間、更新料の有無、解約予告期間)は、あとあと

問題にならないようにわからないことがあったら、その場できちんと質問し、解決

しておきましょう。

 

3.契約

重要事項説明が終ったら契約に進みます。

賃貸の場合、家主さん・契約者・保証人が一同に会して契約するのではないケースもあり、その場合、各自が契約書に署名・捺印して作成する場合もあります。

契約の際、契約内容の説明はきちんとしてもらいましょう。

「後で、読んでおいてください。」などというのは、トラブルのもと。。。

納得してから契約をしましょう。

全員そろって契約をする場合は、面倒でも契約書の読み合わせをしながらすすめま

しょう。

また、契約金の支払いもこの時になりますので、準備が必要になります。

     【 契約書の確認ポイント 】

        ● 契約期間

        ● 更新できるか、否か

        ● 更新料の有無

        ● 入居後の修理について

        ● 退居時の原状回復について

        ● 解約予告はいつまでにしたらいいのか  等

 

     【家賃について 】

家賃の支払いについては、前家賃(翌月分を当月に支払う)で銀行振込をしているのが一般的です。毎回、金融機関へ出向いて振込をするのは手間もかかり大変ですので、金融機関で自動送金の手続きをすると便利です。

   

4.必要書類は?

契約に必要とされる書類は不動産会社によって、あるいは家主さんによって違います。

契約者・入居者・保証人の身元を証明するものを準備してもらうことになりますが、事前に担当者から必要な書類の連絡を受けておきましょう。

 

5.連帯保証人は?

基本的に契約する都道府県内の在住者で、確認がとれる方です。

万一の時の連帯保証人ですから、身内の人になってもらえれば、一番確実ではないでしょうか。

 

6.契約時に必要なお金はいくら?

『家賃の5ケ月分+当月家賃日割り+保険料』 これが標準です。

通常、保証金・最初の月の家賃(日割り計算が一般的)・翌月分の家賃(月末に契約する場合)・仲介手数料(家賃の1ケ月分)・場合によって住宅保険(火災・水漏れ等)も必要です。

 

7.住宅保険とは?

不動産会社が代理店になっているケースが多いようです。

主に水漏れがおこった時の為に、加入を義務付けているようです。

マンションなどの場合、完全に防水してあるのは風呂位です。

『洗濯機のホースがはずれてしまった。』とか、『シンクに水を溜めていたらあふれてしまった。』 このような場合、ひどい時には何階も下まで水漏れしてしまうこともあります。そうなると、下の階の補修費だけでも大変な金額になってしまいます。もしもの時の安心料と思って加入しておいた方が良いでしょう。

       

★引越の準備や手続きの確認をする★

 できるだけ、余裕をもって計画しましょう。

引越は案外時間のかかるものです。朝早くからしても、終わったときには真っ暗・・・・

なんてこともよくあります。

 忘れてはいけないのが、水道・ガスなどの開栓申込みです。引越の際は閉栓されていることが多いので、入居後 すぐに使用できるように確かめておきましょう。

併せて、電気の使用申込みも忘れないようにしましょう。

 設備として付帯してあるエアコン・換気扇・流し台・ガスコンロ・給湯器・照明器具等が、正常に作動するかも確かめておきましょう。

★解約手続きについて★

 退居が決まったら、まずは不動産会社へ解約予告を行います。

契約時に確認した通り、1ケ月前には連絡をしましょう。解約通知は書面で行う場合もありますが、電話連絡で済む場合もありますので、まずは連絡を・・・

 

 ●公共料金の精算を忘れずに

  引越の前までに連絡を入れておきます。

  次の入居者に迷惑をかけないように、きちんと精算をしておきましょう。

  ガスに関しては、閉栓は必ず立会いが必要です。日程が決まったら、早めに

  予約をしておきましょう。

 ●郵便物の転居手続き

  郵便局で転居の手続きを行うと、1年間は新住所へ転送してもらえます。

  インターネットでも手続きが可能です。

 ●敷金・保証金の返還はいつ?

  基本的に退居後、約1ケ月前後というのが一般的ですが、どうしても早く返し

  てほしい場合は不動産会社に相談してみましょう。

  原状回復の程度によっても、返還にかかる時間が違ってくる場合があります。